6時半起床。

 朝食は無調整豆乳とトマトジュース、蜂蜜入り豆乳ヨーグルト。

 今日は土曜日の授業参観の代休で学校はお休み。せっかくなので私も休暇を取り、娘と小田原へ遊びに行くことにする。

 8時前に家を出る。小雨がパラついている。

 新横浜8:15発の東海道新幹線こだま807号で小田原へ出て、箱根登山線に乗り換える。

 風祭駅で下車。駅直結の「鈴廣かまぼこの里」へ。

 まだ9時前なのでガラガラである。

 かまぼこの里の隣には鈴廣蒲鉾本店がある。鈴廣は小田原蒲鉾の中で最も有名な会社である。

 今日のお目当ては「鈴廣かまぼこ博物館」。

 かまぼこ作りの体験教室に申し込んでいる。

 開始の時間まで30分ほどあるので、博物館を見学する。

 蒲鉾の作り方や科学的な観点から見た蒲鉾の解説などもあり、面白い。これぞ食育である。

 石臼の体験コーナーもある。

 本物のすり身が入っているわけではないが、練り上げていくことで本当に粘りが出たように棒が重くなっていく。

 タブレットの絵本コーナー。椅子は箱根寄木細工を模したデザインになっている。

 蒲鉾板をピンにしたボウリングコーナーもある。他にパターゴルフや卓球もあり、娘は夢中で遊んでいた。

 いざ、「かまぼこ・ちくわ手づくり体験教室」へ。

 準備万端である。

 この教室では板付き蒲鉾とちくわを作る。

 職人さんの解説を見聞きしながら作っていく。ちょうど私たちの隣が職人さんだったので、間近でプロの技術を見ることが出来た。

 包丁ですり身を薄く伸ばしてはまとめてまな板に叩きつけて空気を抜くという作業を何度か繰り返してから、蒲鉾板に盛り付けていく。思っていたより時間がなくて忙しないが、楽しい。

 娘は「むずかしいー!」と言いながらも熱心に作っていた。きちんと空気を抜いたり板に乗せていくのにそれなりの力が必要なのと、やはり少し時間が足りないところがあったが、無事に完成した。

 作った蒲鉾はすぐに蒸し器に入れてもらう。

 続いてはちくわ作り。すり身を棒に巻き付けるに少しコツが必要だが板付き蒲鉾に比べれば簡単で、娘は私より手早く完成させていた。

 あとは完成を待つだけである。

 蒲鉾の完成までは1時間掛かるが、ちくわは15分ほどで焼き上がるので、展示を見て回りながら待つ。

 これは知らなかった。ちゃんとした蒲鉾が1本千円以上するのは当然である。

 工場で職人さんが作業している様子も見ることが出来る。

 この時間帯は揚げかまぼこを作っていたようである。

 小田原蒲鉾の美味しさの秘密は、箱根の山から流れてくるミネラルたっぷりの地下水をさらしに使っていることである。

 焼き上がったちくわを食べる。娘が「おいしいー!」と喜んでいる。確かに、焼きたてはこんなに美味しいのかと驚かされる。

 板付き蒲鉾の完成を待つ間、再び博物館を巡る。娘はパターゴルフにハマったようである。しかも、結構上手い。パターは蒲鉾板と同じ木から作られているそうだ。

 卓球のラケットも蒲鉾板で作られている。普通のラケットより難易度は高いが、それも含めて楽しい。

 完成した板付き蒲鉾を受け取る。これはお土産に持ち帰って、妻にどちらが作ったもののほうが美味しいか判定してもらうことになっている。

 当初はこのあと山上蒲鉾店の「CAFE&RESTAURANT やまじょう」へ、娘の大好きなかまぼこカルボナーラを食べに行く予定だったのだが、フィリピン沖地震の影響で津波警報が出ており、海沿いにあるお店は臨時休業とのこと。こればかりは安全第一である。

 代わりに、かまぼこの里内にある「そばと板わさ 美蔵」で昼食。

 娘はお蕎麦も大好きなので、これはこれで嬉しいようである。

 娘はかまぼこかき揚げ蕎麦、私はそば御膳を選んだ。

 かまぼこかき揚げは思っていた以上に蒲鉾の存在感が強い。

 御膳に付いてくる板付き蒲鉾は、職人さん手作りのものと機械作りのものの食べ比べができる。先に娘が食べて「手作りのほうが美味しい」と言い、そんな違うか?と思いながら食べたら、ちゃんと違った。残った一口分を食べるかどうか娘に聞いたら、「手作りのほうだけ食べる」とのこと。

 食事を終え、「汐風の果樹園」でデザートにジェラートを食べる。体験教室を受講した子どもにもらえるチケットで、ここのミニジェラートがプレゼントされる。娘はチョコレート、私は青みかん(だったと思う)のジェラートを購入。

 お腹パンパンで帰途につく。

 娘は「また来たい」とのこと。また来ましょう。

 14時半過ぎに帰宅。

 私は仕事、娘はトモダチコレクションを始める。ここからはいつもの日常である。

 夕方、早めに入浴を済ませる。

 妻が帰宅してから夕食。生姜焼きの生姜が強めで美味しい。

 いざ、蒲鉾の食べ比べ。左が私、右が娘が作ったもの。

 味はどちらも期待以上に美味しい。最初の空気を抜く工程が甘かった分、娘が作ったもののほうがふわっとした仕上がりで、蒲鉾というよりしんじょうに近い食感である。

 妻による判定の結果は、娘に軍配が上がった。娘は大喜びである。確かに、ふわっとした食感の蒲鉾も美味しい。

 最初は半分ずつ食べて残りは取っておく予定だったが、予想以上に美味しくて結局全て食べきった。娘は先に自分の分が売り切れて満足そうである。次は負けないぞ。

 洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 23時過ぎに就寝。