7時半起床。
朝食は、昨日セイコーマートで買ってきたおにぎりやパン、ヨーグルトなど。

身支度を整え、9時半過ぎにホテルをチェックアウトする。
今日はどこへ行こう。もいわ山、白い恋人パーク、大通り公園と数ある候補の中で、娘が選んだのは…

北海道大学総合博物館。2日連続である。

お目当ては内視鏡手術器具の操作体験コーナー。相当気に入ったらしい。

是非とも北大医学部を目指したまえ。

座高測定の歴史が面白い。

国境標石。ポーツマス条約でサハリン北緯50度以南が日本に割譲された際、国境に沿って4基(+中間標石17基)が設置されたそうである。これはサハリン州立郷土博物館に展示されている1号基のレプリカとのこと。

1時間ほど掛けてゆっくり見て回った。2日目連続でも新たな発見がたくさんあり、楽しかった。

妻がお土産コーナーを見ている間、「ミュージアムカフェぽらす」で休憩。娘は昨日飲んで美味しかったココア(ホット)、私はコーヒー。

博物館を出て、散策を続ける。

敷地が広いと立て看板の設置にも余裕があっていいですね。

札幌農学校第2農場を見学する。

農場全体の建物群が国の重要文化財に指定されている。明治期の建築物として価値が高いそうだ。

外国の農場にやってきたようである。

産室追込所耕馬舎(モデルバーン:模範家畜房)。1877年に建築(1910年に移転改築)されたもので、建築当初は2階建てに地下室を設けた3階層の施設だったものが、移転の際の改築で地下層を取り払い、床を追加して3階建てに変更したそうである。1階に厩舎があり、上階で飼料・敷料を貯蔵する構造になっている。私は軽種馬しか知らないが、現代の厩舎でも同じような構造のものは多い。

緑飼貯蔵室(サイロ)。1912年に建築された、日本に現存する最古の石造円筒形サイロだそうだ。

左側にあるのが収穫室・脱ぷ室、渡り廊下を挟んで右側が穀物庫(コーンバーン)。

牝牛舎。右半分と左半分で内部の構造が違い、環境による搾乳効率の違いを研究していたとのこと。

製乳所。乳製品を製造する施設で、側面の白い扉から氷を入れて冷蔵設備を稼働していたそうだ。屋内の洗浄を簡単に行い醗酵の際の雑菌の混入を防止するため、壁だけでなく床も煉瓦造りになっている。

竃場。内部には大きな竈が2つあり、豚などの飼料を煮込んでいた。

観光を終え、北18条駅から地下鉄で大通駅へ移動する。
イタリアンレストラン「Semina」(セミーナ)で昼食。

10年前の2015年7月、当時この場所で営業していた「SAGRA」(現在は余市へ移転)で妻の誕生日をお祝いし、その後プロポーズした。この「Semina」は、「SAGRA」でも勤務し、その後北イタリアでも修行されたシェフが引き継いだお店である。

10年前と同じテーブルに、今回は3人で座る。

先代のお店と同じく、北海道産の食材を存分に活用されている。

娘は余市産ぶどうジュース、妻は札幌産梅の自家製スカッシュ、私は仁木産ブルーベリージュース。飲み物からこだわりがすごい。

娘用のボロネーゼを先に作ってくださった。ありがとうございます。これが相当美味しかったようで、娘はすごい勢いで食べていた。

妻と私はおまかせコース。せたな町・村上牧場の牛肉コンソメスープから始まる。濃厚でコクがある。

焼きたてのフォカッチャ。ほのかな塩味で美味しい。

興部町・ノースプレインファームのオーガニックミルクから作り立てのモッツァレラチーズと生ハム。結論から言うと、このモッツァレラチーズが全体の中で最も印象に残った。こんなに美味しいチーズは初めて食べた。

羅臼産ホッケのフリット、芽室産の菊芋ソースと自家製マスタード。

昨日はお刺身で食べたホッケだが、火の入ったものも美味しい。昔、菊芋の商品開発に携わったことがあるので、ソースに関してはこういう使い方もあるのかと目から鱗だった。

積丹の漁師・佐藤さんが手作りした岩海苔と行者ニンニクのパスタに山わさびが振られている。海苔の風味と行者ニンニクの旨みが絶妙で、山わさびも良いアクセントになっている。

ヤリイカとイカ墨のリゾット。

結構パンチ(塩味)が強い。

妻が注文した名寄産白ワイン(森臥)を少しだけ味見させてもらう。すっきりした甘みで飲みやすい。

仔牛のグーラッシュ、ポレンタ(マッシュコーン)と牛蒡のコンフィ。リゾットも若干そうだったが、これは私には塩味が強すぎた。お酒を飲む人向けの味付けなのかもしれない。

デザートはティラミスとメレンゲを焼いたもの(名前を忘れた)を3人でシェアして食べる。

娘はボロネーゼとフォカッチャでお腹いっぱいになっていたようだが、デザートのタイミングでちょうど余裕が出てきたようで、苺を独占していた。

旅行の締めくくりにふさわしく、素晴らしいお店だった。将来、娘がコース料理を食べられるくらい大きくなったら、また3人で伺いたい。
ホテルに預けていた荷物を受け取り、新千歳空港へ移動する。
売店を回ってお土産を買い揃えてから、「宮越屋珈琲」で休憩。

先ほどまでお腹いっぱいと言っていた娘だったが、移動中にひと眠りしたからだろうか、元気にアイスココアを飲み、チョコレートブラウニーを頬張っていた。

新千歳17:00発のJAL518便で帰京する。到着便遅れで出発が15分遅れ、なんやかんやで到着時の遅れは30分を超えていた。また、着陸時にそれなりの揺れがあり、娘は少し気持ち悪くなってしまったようである。こればかりは飛行機の宿命なので仕方ない。
バスで新横浜へ戻り、コンビニで夕食を調達してから20時半過ぎに帰宅する。
駆け足で夕食、入浴、荷解き、洗濯を進める。

娘は何とか22時前には眠った。翌日が平日であることを考えると、もう1本早い便(18時までに羽田に到着する便)で帰って来たほうが良かったのかもしれない。
洗濯物を干し終え、日付が変わる頃に就寝。私は延べ4泊5日だったのでさすがに疲れたが、後半の旅行が想像以上に楽しかったので心地良い疲れである。
