8時起床。大浴場でシャワーを浴び、身支度を整える。研修開始は9時40分なので、朝はかなりゆっくり出来る。

  今日の講義は、弁護士の先生を講師に招いて、法的整理の具体的な内容や流れ、抑えるべき法律知識等について学んだ。法的整理には、再建を目指す民事再生や会社更生、清算を目指す破産や特別清算がある。企業再生というとメインはあくまで再建を目指すものだが、場合によってはこれ以上傷口を広げないためにソフトランディングさせることが必要な場合もある。また、法的整理の場合には、弁護士や会計士、中小企業診断士など、各分野の専門家がチームを組んで取り組むことになる。それくらい負担が大きい作業なのだ。実際にこのような経験をすることは少ないし、少ないに越したことはないのだが、このような選択肢があるということを知っていることは重要だろう。

  昼食は、東大和市駅の近くにあるイタリアン「MOTHERS」で、トマトソースのラグーパスタを頂く。渋くてスマートな店長と味の良さで人気のお店で、いつでも混んでいる。今日も、少し待った。しかし、待ってでも食べたいくらい、このお店は好き。

  午後は、法的整理の具体的な手法や着眼点について学んだ。基本的には整理をする企業を支援するという視点で講義は進んだのだが、私が最も印象に残ったのは、「もし支援先の取引先が法的整理を行った際に、出来るだけ債権を回収するために必要なことは」という論点だった。私たちのような支援機関の場合、実際に相談を受けるとしたらこちらのパターンのほうが可能性が高い。中小企業にとって取引先の倒産は、それが大口であればあるほど、受注先の喪失や多額の貸倒れという企業生命に関わる大問題である。そのようなリスクを回避するために、今日学んだような債権回収方法を準備しておくことは重要なBCPであろうと思う。

  夕食は、ちょっと趣向を変えて、ケーキを食べに行く。寮からは徒歩で20分ほど、多摩モノレールの上北台駅近くにある「お菓子工房 伸」へ。ショーケースの前で散々悩み、この時期限定で出ているというピスタチオクリームを使ったショートケーキ「フレジェ」と、熊本産の栗を使った「球磨栗モンブラン」を選ぶ。飲み物は、ベルガモットオレンジティー。このお店は2階が喫茶コーナーになっていて、選んだケーキをすぐに食べることが出来る。今回選んだケーキは見た目も美しく、味も素材独特の風味が活かされていて、思わず「なるほど」と思わせる美味しさだった。ケーキを夕食にするなんて、妻に聞かれたら「栄養面が…」と小言のひとつやふたつ頂くことになるだろうが、たまにはこういう日があってもいいじゃない。

 

  18時過ぎに寮へ戻り、入浴と洗濯を済ませ、昨日同様仕事の報告書に取り掛かる。溜まっている報告書が5本あったので、ちょうど1日1本完成させようと思っていたのだが、結局今日で全ての報告書が完成した。順調順調。

  それにしても、ここ(東大和市)は気温が低い。夜になると、一層寒さが身に染みる。