9時起床。早めに起きたので余裕をかましていたら、結局時間ギリギリになってしまった。11時過ぎに部屋を出て、横浜駅で彼女と別れて清水へ。東海道線で、所要時間は約2時間半。時間は掛かるが、終始座れたので快適だった。

  清水駅近くの喫茶店「羅比亜」で、昼食の代わりに名物のパフェ「フルーツタワー(ブルーベリーソース)」を食べる。たくさんのフルーツと美味しいアイスクリームがのった豪華なパフェで、値段は500円。シャノアールのビッグパフェに匹敵するコストパフォーマンスである。

  15時前にアウトソーシングスタジアム日本平に到着。ちょうどオープニングセレモニーの始まるタイミングで、今日は乃木坂46が来ていた。今期のJリーグの公式サポーターらしい。しかし、挨拶でメンバーの1人が「私は磐田出身なので、ジュビロ磐田を応援しています」と発言し、大ブーイングを浴びていた。かわいそうに。だけど、ここはエスパルスのホームスタジアムだということを考えないと。

  また、試合直前には、2004年から2007年までエスパルスに在籍し、静岡ダービーで印象的な大活躍を見せたチョ・ジェジン氏が登場し、スタジアムはジェジンコールに包まれた。彼が活躍していた当時はまだエスパルスをよく知らなかった私でも、彼がいかに愛されているかがよくわかった。

  選手入場時から、スタジアムの雰囲気は更にヒートアップする。これぞ、ダービー。

  16:04キックオフ。試合は、開始早々に動く。前半12分の最初のコーナーキックのチャンスでチョ・ビョングク選手がヘディングシュートを決め、ジュビロが先制する。その後も、エスパルスは押されぎみの展開が続く。しかし、前半の終盤に入ってようやく活発な攻撃を始めると、前半終了間際の46分に右サイドの河井選手のクロスに高木選手が飛び込み、同点。その瞬間、場内が怒濤の歓声に包まれた。やはり、静岡ダービーはこうでないと。後半に入ってすぐに、再び歓喜の瞬間が訪れる。48分に、今度は左サイドからの高木選手のクロスに大外から大前選手が飛び込み、逆転。もはや、優勝したかのような騒ぎである。更に、小野選手と高原選手の投入で更にリズムに乗ったエスパルスは88分、左サイドでボールをキープした高原選手からパスを受けた大前選手がドリブルでペナルティエリアに切り込み、そのまま倒れこみながら右足を振り抜いてダメ押しの3点目。この得点シーンの彼のドリブルは、メッシを彷彿とさせるものだった。その後も攻撃の手を緩めなかったエスパルスは、ロスタイムに1点返されたものの、3ー2で勝利。静岡ダービーでの勝利は、単なる1勝とは違う。恒例の勝ちロコにはチョ・ジェジン氏も参加し、いつも以上の大盛り上がりを見せた。


88分、3点目の直後。


チョ・ジェジン氏も参加した勝ちロコ。高木選手とキャラ(ヨンアピン選手)が上着を脱いでハジけていた。

  静岡駅へ戻り、19:19発のこだま674号に乗って東京へ。そのまま、21時半過ぎに実家へ戻る。やっぱり、新幹線は早いし快適だ。

  夜、友人からの電話で、彼のお父さんが亡くなったことを知る。今朝の早朝だったとのことで、まだふわふわした感じだったので、とりあえず一緒に銭湯へ行く。最初は会話が成り立たないほど放心状態だった彼も、話をしていくうちに段々と普段の様子に戻っていった。彼は中学生の頃にお母さんを亡くしていて、それ以降はお父さんが1人で彼とお兄さんを育ててきた。その苦労は想像もできないが、とても優しくて律儀な方だったことをよく覚えている。数年前から心臓病を患い、入退院を繰り返しながらも、私がお会いしたときにはいつもしっかりとした出で立ちをされていた。いつ亡くなってもおかしくない状態だとは聞いていたが、それが現実になると、やはりショックは大きい。心からご冥福をお祈りすると同時に、微力ながらも遺された友人をサポートできるようにしたいと思う。