8時起床。身支度を整え、すぐに家を出る。今日は、予め目をつけていた賃貸物件を見に、大船の不動産屋へ行くのだ。時間に余裕があったので隣の川口駅まで歩いたら、駅前の公園の終わりかけの紅葉が綺麗だった。そして、ところどころで地面に霜が降りていた。こうして、季節は秋から冬へと移り変わっていく。



大船駅に到着後、10時の開店と同時に1軒目の不動産屋に入り、物件を見に連れて行ってもらう。本郷台の駅から徒歩10分強の閑静な住宅街にある新築アパートで、「リゾート地をイメージして作った」というお洒落な外観と、10畳の広いワンルームが印象に残った。しかも、南と東の二面採光。1.5ヶ月分の礼金と収納の弱さが難点だが、非常に素晴らしい部屋だった。
続いて、2軒目の不動産屋へ。こちらも本郷台駅から徒歩10分の鉄筋コンクリート製マンションで、収納スペースの広さとキッチンが別スペースにあること、初期費用の安さなどが魅力的だったが、国道に面しているため騒音と空気の悪さが気になる。あと、担当者がいまいち。おそらく入って間もないだろうが、落ち着きのなさと時折混ざるタメ口がイラっとさせる。
とりあえず時間を置いて冷静に考えるために、どちらにするか決める前に(今日決めることは予め決めていた)、大船駅前商店街の「観音食堂」で刺身定食を食べる。以前、出張の際に先輩に連れて来て頂いたお店である。値段は少し高いが、味は美味しい。古めかしいお店の雰囲気も良い。いずれの物件からも大船駅までは徒歩20分強なので、いずれはここの常連になるかもしれない。

迷った挙句、1軒目の物件に決めることにする。どちらも一長一短だったのだが、最後は担当者が信頼出来そうかどうかで決めた。さっそく様々な書類を書いて、今後の流れを確認する。引渡しは23日にしたが、よくよく考えたらあまり時間はない。とりあえず、必要なもののリストアップから始めよう。
今回の一人暮らしの決断は、かなり衝動的なものである。本気で思い立ったのは、わずか1週間前。そこからインターネットで物件を検索し、選抜した2箇所を今日実際に見て回り、決めた。本来はじっくり考えたほうがいい事柄なのだが、私の場合、じっくり考えるとどうしても「やめておく」という結論に辿り着いてしまう。実際、これまで何度もその流れを辿って断念してきた。しかし、今回はどうやら衝動のままに突っ走ることが出来そうだ。
夜、父と一緒に皆既月食を見る。とても寒かったが、雲が一切なかったので、非常に鮮明な月食を見ることができた。

