5時45分起床。いつもより15分ほど早く家を出て、新宿へ。少し早めに着いたので、予定より1本前の特急列車を写真に収めてから、07:28分発の特急ロマンスカーはこね3号に乗り、小田原に向かう。所要時間は約1時間15分。普段なら朝の通勤列車の中ではほとんど寝て過ごすのだが、今日は何だかもったいなくて結局一睡も出来なかった。


1本前の特急あさぎり号。


小田原駅からの出発を見送る。

  駅で上司とコンサルタントさんと待ち合わせ、老舗の蒲鉾屋「丸う田代」へ伺う。打ち合わせの中で、小田原蒲鉾の特徴について色々と教えて頂き、とても勉強になった。蒲鉾というとどれも同じように思えるが、使う魚の種類や魚肉の割合など、お店や商品によって様々な違いがある。そして、小田原蒲鉾の特徴は、何と言っても魚肉の割合の高さである。これは本当に地域やお店によってぴんきりで、3割だったり5割だったりとまちまちなのだが、小田原蒲鉾は9割が魚肉なのだ(残りは水やでんぷん)。そのため、成型する(板にのせる)作業も、通常私たちがイメージする通り、板を置いた上に蒲鉾を盛っていくことになる。これが魚肉の割合が少ないと、水っぽくなってしまうため、雨どいのような容器に蒲鉾を注入して固定し、上から板をのせるという方法を取らなければならない。ちなみに、きちんと板の上に蒲鉾を盛っていく方法だと、重力で蒲鉾の身が少しずつ下に押し付けられ、断面が扇形になる。その形が良質な蒲鉾の印であり、小田原蒲鉾の特徴でもある。また、この会社では素材(魚の種類)にもこだわっており、シログチという魚を使っている。この魚の身は弾力性に富み、特に練り物の原料としては高級なものとされている。また、新たにイサキを使った蒲鉾も開発し、それが昨年度の農林水産祭で内閣総理大臣賞を受賞している。

  色々と説明が長くなってしまったが、要するに、小田原蒲鉾は高級品なのである。ちなみに、お土産として頂いた「いさき蒲鉾」と「しんじょう」を帰ってから食べてみたところ、予想以上に美味しかった。普通の蒲鉾より味がはるかに濃厚で、食感も良い。家族も「これは美味しい」と喜んでいた。これなら、多少値が張ったとしても喜んで買うだろう。正直、これまで蒲鉾というのは可もなく不可もない、特に印象に残ることのない食べ物だったが、この蒲鉾を食べてそのイメージが見事に覆された。蒲鉾は、美味しい。

  昼食は、寿司屋「入船」で、思い切って舟盛丼を食べる。一通りのネタが乗っていてとても豪華だったが、味はまあ普通だった。ただ、値段がそれほど高くないので、コストパフォーマンスが良いと思う。

  14時過ぎに帰社し、事務処理をこなしてから、17時半過ぎに再び出張に出る。今度の目的地は、逗子。来月からシリーズ開催するセミナーの実施に際して、連携先の金融機関から事前に講師の講演を聴講したいとの要望があり、今回の機会を設定した。私たちが開催するものと内容がだいぶ異なるため、正直あまり参考にならなかったが、講義の雰囲気を掴むことは出来た。

  23時過ぎに帰宅。今日は色々と歩き回ったので、とても楽しかった反面、体はかなり疲れている。明日は朝から静岡へサッカーを観に行くので、体力的には更に厳しいことになるだろう。