6時起床。午前中は出張。タクシー会社へ伺い、事務処理をしつつ社長から業界についてのお話を伺う。タクシー業界では、2002年の規制緩和によって急激に車の台数が増えた。市場規模の変わらない(むしろ下降気味の)中で台数が増えれば、当然ながら1台当たりの売上も、従業員1人当たりの給料も、そして企業の利益も、減る。しかし、本来であればそれは一時のことで、いずれは競争によって市場淘汰が起こり、結果的に適正な規模と良質な会社の生き残りが実現するはずだった。ところが、そのような市場淘汰が起こる前に国による弱小業者への支援策が実施され、質の低い業者がいつまでも生き残るという状態になってしまった。また、現在は規制緩和への反省を踏まえて減車方針が採られており、それゆえ1台の営業権に高値が付いている。要するに、新たに台数を増やすことが難しくなったため、増車するためには既存の車の営業権を購入することが必要になったのだ。そして、これがまた質の低い業者の生き残りを助けてしまっている。経営が苦しくなっても、自社の台数を減らして営業権を他社へ販売することで現金が手に入るため、規模は縮小しても会社自体はなかなか潰れないのだ。適正な業界の規模を維持しつつ、自然と良質な企業だけが残っていくようにするというのは、なかなか難しいことのようである。
午後は、来週月曜日のセミナーの資料作成や、明日に第1回目が実施されるISO14001の内部監査の準備に費やす。それにしても、今日のオフィスの中は暑かった。空調の設定を28℃にしているとのことだが、だからといって実際の室温が28℃になるとは限らない。実際に28℃にするためには設定を何度にしなければいけないかということは、検討して然るべきだろう。同じ設定でも1階と10階では日光や外気からの影響も空調の効果も異なるわけで、何でも一律的に節電すればいいというものではない。熱中症で倒れる人が出てからでは遅いのだ。…ということを内部監査で言いたいのだが、実際のところは言えるかどうかわからない。
20時前に帰宅し、弟と一緒に箪笥の中身を整理する。最近は服が増えすぎて収納がいっぱいになり、インナーや靴下といった細かなものが紛失するということが増えた。そのため、一度思い切って断捨離をして収納スペースに余裕を持たせ、収納方法にも規則を作ろうということになったのだ。これがやってみると大量の不要品が出てくるもので、大きなゴミ袋で4袋分、全体の半分以上が廃棄と決まった。私と弟の間で、「これは自分は着ないけど、弟(兄)が着るのかもしれないから」といって取って置いたものの大半が、どちらも着ないものだということが判明したのも大きな発見だった。今後は使用スペースを完全に分離したので、そういうことが起こる心配はなくなるだろう。
