7時起床。目覚ましが鳴る前に目が覚めた。

朝風呂を浴びる。

朝から極楽である。

楽しみにしていた朝食。全てが美味しい。これぞ朝食の理想形である。

特に、女将さんが焼いてくださるスクランブルエッグが絶妙だ。

女将さん手作りのジャムは4種類。さくらんぼ、へべす、さつまいも、卵とレモンという変わり種もある。

珈琲を淹れ、ジャムの前にデザートを頂く。

珈琲が甘い香りで美味しい。ハワイのイメージなのだろうか。

左上から卵とレモン、さつまいも、へべす、さくらんぼのジャム。卵とレモンは爽やかなプリンのような味。

パンやヨーグルトと食べる。特にへべすのジャムが絶品で、おかわりをした。

私もそうだが、他の宿泊客も皆さん「美味しかったです」と感想を口にしてから会場を後にしていた。そう伝えずにはいられないくらいの朝食なのである。
部屋へ戻り、チェックアウト時間までゴロゴロして過ごす。

フラ女将図鑑が楽しい。

岩惣の女将さんは「光り輝く正統派」とのこと。まさに。

10時前にチェックアウト。玄関先まで女将さんが見送ってくださる。必ずまた来ます。

商店街を散策しながら駅へ向かう。

湯本駅周辺にはブロンズ像が点在している。「彫刻のある街づくり事業」という、いわき市主導の取組みだそうだ。

ハワイアンズや石炭・化石館、炭砿資料館など、観光でも訪れてみたい場所も多いので、いわき・湯本は家族旅行の候補地としても有力である。

私は最終的には小田原に住みたいという希望があるのだが、いわきも良いかもしれない。比較的温暖で海と温泉があるという共通点も多い。あと、昨日「鮨兼」の大将から聞いた話では、いわきは台風がほとんど来ない(通り道にならない)そうだ。

湯本10:23発のひたち10号に乗る。

1時間弱で勝田に到着。ちょっと寄り道をする。

駅の近くにある喫茶店「チャーチル」へ。昨年のいわき出張の帰り、妻と娘と待ち合わせて那珂湊やひたち海浜公園を観光したのだが、その最後に寄ったこのお店のビーフシチューがとても美味しかったので、今日の昼食に選んだ。

常連さんたちが店主さんも交えてお喋りしているこの感じ、とても居心地が良い。

珈琲はトアルコトラジャを選んだ。すっきりとしたコクがある。

お待ちかねのビーフシチュー。

トーストも美味しい。最初の一口はそのまま、次はバターで食べる。

やはり美味しい。お店の方に伺ったら、ビーフシチューは比較的新しいメニューだそうだ。

デザートはカスタードプリン。注文したあとで厨房から何かをかき混ぜる音がして、今から固めるの?と思ったが、作っていたのは生クリームだった。出来立てふわふわのクリームとすっきりした風味のプリンの相性がとても良い。この寄り道は大正解だった。

勝田駅始発の普通列車に乗る。土浦行きの5両編成である。

水戸のひとつ先、赤塚で下りる。

反対ホームへ移動し、再度北上する。駅名標では次は水戸となっているが、この時期だけはその手前に幻の駅が登場する。

偕楽園駅である。

梅が見頃になるこの時期の日中のみ営業する臨時駅で、北行(下り)の列車は特急を含めて全て停車する。

下り列車しか停車しないのは、上り線にホームがないからである。だから、私のように北(水戸)側からアクセスしたい場合は、先ほどのように一旦赤塚まで南下してから折り返す必要がある。ちなみに、通常折り返し乗車をする場合は折り返し駅で一度切符を精算しなければならないが、偕楽園駅を利用する場合のみ特例で通し乗車が認められている。

偕楽園へは水戸駅からバスも出ているが、梅まつりの時期は大混雑だし所要時間も20分くらい掛かるので、電車で来るのがおすすめである。

1年でこの時期しか営業しないので設備は簡素だが、駅員さんは大増員されている。駅長さん(水戸駅の駅長さんかな?)もいらっしゃった。

駅名のとおり、本当に偕楽園直結である。

梅まつり会場の周辺は露店がひしめきあっており、様々な良い匂いが混ざり合っている。

梅まつり会場の入場料は320円。安い。

木にもよるが、平均的には五分咲きくらいといったところだろうか。

ほぼ満開の木もちらほらあって華やかである。

黄色い花が目に留まる。花びらは白だが、引きで見ると全体的に黄色がかっているように見える。

風邪気味で若干鼻が詰まっているので、香りはあまりわからない。悔しい。

それでも、満開の花に顔を近づけるとかすかに甘い香りを感じることが出来る。

ほとんど咲いていない木に人が集まっているなと思ったら、皆さんこの花を見ていた。凛々しくて存在感抜群である。

偕楽園の梅にはそれぞれ品種の札が掛けられている。全体で100品種もあるそうだ。

私はやっぱり紅梅が好き。

ほのかなピンク色も良い。桜のような色だ。

最後に常磐神社へ参拝。四十九日を過ぎたので神社にも入れるようになった。

帰りも偕楽園駅から電車に乗る。

一旦水戸まで戻り、折り返す。

ちょうど鹿島臨海鉄道(大洗鹿島線)の車両が出発するところだった。ゴツゴツしていてカッコいい。

大洗のガルパン(ガールズ&パンツァー)押しも結構長く続いている。

水戸14:27発のひたち16号で帰途につく。

車内販売でスジャータのアイスクリームを購入。

終点の品川で新幹線に乗り換え、新横浜へ戻る。品川に着いて立ち上がった瞬間、右足のかかとに痛みが走り、歩いたり体重をかけたりすると本格的に痛い。

かかとを地面につかないようにゆっくり歩き、16時半前に帰宅。妻と娘は川越の義実家へ遊びに出掛けているので、ここからはのんびりお留守番である。
荷解きをして洗濯機を回す。
当初は「ちゅらさん」へ夕食を食べに行こうと思っていたのだが、歩くのが大変なので出前に切り替える。
生麺を自分で茹でるので出前でも出来立てを食べられるのだが、やっぱり女将さんが作った軟骨ソーキそばのほうが美味しいような気がする。

ただ、自宅で食べる大きなメリットとしては、残りのスープに卵を溶いて雑炊を作れることである。

23時前に就寝。
