4時50分起床。身支度を整え、ロビーで待ち合わせて5時半過ぎにホテルを出る。昨日同様タクシーでスワンナプーム国際空港へ移動し、07:00発バンコクエアウェイズPG211便に乗り、スコータイ空港へ。所要時間は1時間。プロペラ機は揺れると聞いていたが、それほど違いは感じなかった。むしろ、CAさんがディズニー映画に出てくる王子様みたいだったり、機内食のクロワッサンが美味しかったり、これまでのフライトの中で最も快適な1時間だった。


空港からスコータイ遺跡公園(ムアン・カオ)までは、リムジンバス(と言う名のワンボックスカー)で移動する。その後、すぐに自転車を借りて、散策に出発する。ちなみに、このレンタサイクルのお店で、初めてタイ式のトイレに入った。以下に写真を載せるので食事中の方は飛ばして頂ければと思う。見た瞬間は、「あ、ほんとにこういうトイレなんだ!」という感動もあったが、水回りに関して潔癖症の気が少しある私としては、こういうトイレは結構厳しい。

スコータイ遺跡公園(ムアン・カオ)は、かつてジャングルの中にあった。ジャングルの中に数百年に渡って眠っていた遺跡群をタイとユネスコが協力して修復し、今の遺跡公園及び周辺の遺跡群の形になっているらしい。公園内はかなり綺麗に整備されていて、それはそれで美しいが、どうせならジャングルの中の遺跡というものも見てみたかったような気がする。
まずは、スコータイで最も重要とされている王室寺院「ワット・マハタート」へ。ここはとにかく広く、内部の構造も複雑で、迷路のような造りになっている。建物や仏像の数も多い。詳細は写真に任せるが、神秘的な雰囲気が充満していて、歩いているだけで気持ちが良い。なんか、インデー・ジョーンズになったような気分だ。









よく見ると、煉瓦の色で配色に工夫がされている。




ふざけているように見えますが、こうやって対座すると、本当にスピリチュアルなものを感じます。
続いては、「ワット・シー・サワーイ」へ。元々はヒンドゥー教の神殿として建立されたものが、後に仏教寺院となったらしい。入口を入った瞬間に、3基のクメール様式の仏塔が目に入ってくる。そして、ここが遺跡公園の端にあることや、周囲を壁で囲まれていることもあって、他の寺院とはまた一味違った異世界感があった。

続いては、「ワット・スラ・シー」へ。池の中に建っている寺院で、何といっても中心にそびえ立つセイロン様式の釣鐘型仏塔が印象的である。



続いては、遺跡公園を出て少し北に行ったところにある、おそらくスコータイでは最も有名なのではないかと思われる「ワット・シー・チュム」へ。四方を壁で囲まれた空間に所狭しと大きな仏像が座っている。壁の中に入り、下から見上げた際の迫力はなかなかのものだ。この仏像は「アチャナ仏」(おそれない者)と呼ばれているらしい。確かに、この仏像が恐れるものなど何もないような気がする。それほどの迫力があるのだ。



スコータイでは、遺跡間の移動が結構あったのだが、その際牛の群れに出くわしたり、野良犬と出会ったりした。野良犬に関してはスコータイに限らずたくさんいたが、遺跡の中で平然とくつろぐ姿はなかなか様になっていた。


かなり寛いでいますが、実はここ、先ほどのアチャナ仏の目の前です。
遺跡公園の入口まで戻り、屋台で昼食。私は、「トム・ヤム・クン」を食べた。何となく辛いイメージがあったのだが、実際には辛さはほとんどなく、むしろ酸味の強いスープだった。普段は酸っぱいものはあまり好きではないのだが、この気候の中を走り回った後だけに、その酸味を体が欲しており、一気に平らげてしまった。





このご飯が何気に美味しい。少しパサパサしているところが良い。
昼食後、今度は自転車で数キロ走り、少し離れたところにある「ワット・サパーン・ヒン」へ。サパーン・ヒンとは石橋のことだそうで(ちなみにワットはお寺という意味)、実際この仏像に辿りつくためには長い石段を登らなければならない。しかし、仏像はもちろん、登り切ったところから見る景色は絶景そのもので、完全にインディー・ジョーンズの世界である。
石段を登って頂上を目指す。


頂上から遺跡公園方面を望む。ここは一体どこなんだ。
遺跡公園まで戻る道沿いにもたくさんの遺跡があって景色も素晴らしく、結構長い距離にも関わらず気持ち良くサイクリングを楽しむことが出来た。こういう道を走るということだけでも、かなり贅沢なことのように感じる。

遺跡公園入口へ戻って自転車を返却し、今度はクーラーの入っているカフェで休憩。ここぞとばかりに甘そうなパフェを食べた。生クリームはそれほど甘くないのに、下のほうに入っているゼリービーンズがめちゃくちゃ甘ったるく、甘党の私としては大満足だった。

リムジンバスに乗り、空港へ戻る。先ほどは書かなかったが、実はこのスコータイ空港も一見の価値がある。空港というよりは、どこかのビーチリゾートのような雰囲気なのだ。当然ながら、セキュリティチェックも緩い。というよりも、こういう造りにしていること自体、セキュリティという概念すらないような気がする。こんな空港が日本にもあればいいのに。更に言えば、どこの空港もこれぐらいの雰囲気に出来る位、世界が平和になればいいのに。
これ、空港の搭乗口です。

待合ロビー。

軽食食べ放題。
スコータイ空港17:00発のバンコクエアウェイズPG214便に乗り、スワンナプーム国際空港へ戻る。帰りの機内食は行きよりも豪華で、カオマンガイ的なものが出てきた。若干冷めてはいたが、1時間のフライトでこれを出そうという心意気にあっぱれである。


今日は月曜日ということで、平日のバンコク市内の渋滞というものを初めて目にした。聞きしに勝る混雑っぷりである。平日朝と夜のラッシュ時の移動は、電車を使ったほうがいい。

夕食は、ホテル近くのスーパーや屋台で買った食材を持ち寄って、友人の部屋で食べる。ちょっと買い過ぎてお腹がパンパンになったが、どれも美味しかった。




部屋からの夜景。
