7時起床。身支度を整えて、8時過ぎにホテルを出る。
ホテルから10分ほど歩いて、北海道大学へ。時間を掛けて、ゆっくりとキャンパスを散策する。さすがは北大、キャンパスはとにかく広く、緑いっぱいで、歩いているだけで気持ち良い。農学部の農場や、有名なポプラ並木、鴨の憩いの場所となっている池など、思わず立ち止まって深呼吸したくなる場所ばかりだ。こんな環境で送るキャンパスライフは、都内の大学とはまた一味違ったものになるだろう。


キャンパス内に川が流れている。

校舎とビニールハウスの共存。


研究用の農場が整備されている。

これが有名なポプラ並木。今は中には入れない。

新渡戸稲造の銅像が建っている。

キャンパス内に池がある。

なんか、ドラマに出て来そうな光景。

人間だけでなく、鴨たちの憩いの場になっている。

こっちは銀杏並木。秋に来たら絶景だろう。
クラーク博士が造った北海道初の畜産経営の実践農場、札幌農学校第二農場へも足をのばした。時間が早過ぎて建物の中には入れなかったが、当時の雰囲気がひしひしと感じられる空間で、この大学の歴史を感じさせられた。

開店時間の10時に合わせ、中央食堂に併設されているパン屋「コップパン」へ。「中央食堂」というと随分立派な名前だが、早稲田に比べると随分こじんまりとした食堂である。2階にある生協の店舗もかなりコンパクト。これが本当にメインの食堂・購買施設なのだろうか。さすがにこれだけキャンパスが広いのだから、そんなはずはないと思うのだが…。




「コップパン」は、ミルクホールと同じくその場でパンを焼いている。早稲田大学vs.北海道大学の真剣勝負ということで、さっそく焼きたてのクロワッサンとポテト明太を購入。2階の生協で牛乳を購入し、先ほど写真を載せた近くの池のベンチで食べる。焼きたてということもあって、どちらのパンもかなり美味しい。クロワッサンは外のサクサク感と中のしっとり感のバランスが良く、ポテト明太は濃厚で生地もふっくら焼き上がっている。早稲田贔屓の私からしても、良い勝負だ。




虹が出ていた。
ゴミを捨てに中央食堂に戻ったら、「コップパン」の中からレモンの香りがしてくる。先ほど入った際に「レモンパン」の札を見つけていた(さっきはまだ並んでいなかった)私は、さっそく再度入店。期待通り、棚には焼きたてのレモンパンが並んでいた。早稲田で絶滅したレモン系のパンが、北大ではまだ生きているようだ。ついでに、名物だというソフトクリームも購入。レモンパンは、レモンの甘酸っぱいクリームがたくさん入っていて美味しい。かつてミルクホールにあったレモンパイのサクサク感とは違うふんわりパンなのも、それはそれで大いにありだ。ソフトクリームは牛乳の味がとても濃厚で、それでいてさっぱり感もあり、パンを3つ食べた直後にも関わらず、ペロリと平らげてしまった。


地下鉄に乗って大通駅へ移動し、「味の三平」でラーメンを食べる。開店時間前に到着したはずなのにも関わらず、既にお店は始まっていて、しかも既に行列が出来ていた。私は30分ほどの待ち時間で席に座ることが出来たが、その後はどんどん列が長くなっていた。注文は、名物のみそラーメン。思っていたよりもあっさりしたスープで、あまり味噌の味は感じられなかった。正直、これが全く無名のお店で出てきたら、普通に「まずい」と判断してしまうかもしれない。ただ、ここで言っておかなければならないのは、私がそもそもあまりラーメンが好きではないということと、ついさっきパンを3つとソフトクリームを食べたばかりである、ということだ。だから、この感想はあまりあてにはならないと思う。



大通駅から地下鉄に乗り、福住駅へ。駅からバスに乗り、羊ヶ丘展望台へ向かう。

羊ヶ丘展望台へ来るのは、これが2度目である。前回は、羊が放牧されておらずがっかりとした記憶があったが、今回はきちんと放牧されていた。また、天気も良く、牧草地越しに遠くの市街地まで眺めることが出来た。それに何より、やはりここへ来てクラーク博士像と「BOYS BE AMBITIOUS」の言葉を見ると、何となく初心に帰れるような気がする。




羊たちの寝床。ここで寝たら気持ち良さそう。
確か前回来た時にはなかったと思うが、足湯施設が出来ていたので、入ってみる。日本最北の温泉と言われている豊富温泉のお湯で、石油の臭いがする珍しい温泉だった。石油の臭いがメリットになるのかどうかは別として、気持ち良かったし足も一気に軽くなった。


レストハウスに立ち寄り、羊のミルクと夕張メロンジュースを購入。羊のミルクは思っていた以上にクセと臭みがあった。そりゃあなかなかお目にかからないわけだ。メロンジュースは濃厚で美味しく、メロンの汁をそのまま飲んでいるようだった。

タクシーに乗り、札幌ドームへ。日本ハムファンとしては、念願の初札幌ドームである。出来れば父も連れて来たかった。来年は、父と一緒に来たい。


グッズ売り場で稲葉選手のレプリカユニホームを購入し、球場内へ。当然、レフトスタンドのファイターズ応援席である。

試合前のベースランニングイベント。地味だが、やってみたい。

札幌に住んでいれば、入りたい。
今日の試合は、日本ハムvs.楽天。しかも、楽天の先発は開幕22連勝をかけて登板するマー君。対する我らが日本ハムも、昨年度のリーグMVPであるエース、吉川投手が先発。マー君に初黒星をつけるべく、応援席は試合前から気合いが入っている。

14時プレイボール。予想通り、試合序盤は素晴らしい投手戦。そして、均衡を打ち破ったのは我らがファイターズ。3回の裏、四球と安打で作った2死満塁のチャンスで、陽選手が叩きつけた打球はショートへの内野安打となり、1点を先制する。「マー君に勝てる!」。その興奮で、応援席は大盛り上がりである。



先制して大盛り上がりのファイターズ応援席。
しかし、そううまく事は進まない。先制した直後の4回表、初歩的なエラーで2点を奪われ、あっという間に逆転される。しかも、ランナーを完全に挟んだのに暴投するという、中学生レベルのミス。なんでやねん。その後、7回にもエラーで1点、9回にはこれまたエラー絡みで4点を奪われ、万事休す。マー君が降板後の9回に2点を取るのがやっとだった。なんだこのしょーもない試合は。守備力で守り勝つ野球をしていたファイターズの面影は全くない。しかしまあ、今は若返りの時期でもあるから、これを糧にすればいい。それはともかく、マー君、22連勝、おめでとうございます。来季はおそらくメジャーでしょうから、最後に素晴らしいピッチングを見られて良かったです。

5回終了後のYMCA。



ラッキーセブンの風船飛ばし。

スコア以上にダメージの大きい敗北。
地下鉄ですすきのまで戻り、路面電車に乗ってもいわ山展望台へ向かう。街の中心に路面電車が走っていると、街に落ち着きが生まれるような気がする。


シャトルバス、ロープーウェイ、ミニケーブルカーを乗り継いで、展望台へ上る。何度も乗り換えがあって、その度に列に並ばなければならず面倒だが、展望台からの夜景はそんな面倒さを吹き飛ばすほどの絶景である。まるで、目の前に宝石が敷き詰められているようだ。ここの夜景は、このためだけに札幌まで来る価値があると思う。次は、彼女を連れてきてあげようと思った。



再び路面電車に乗り、すすきのへ戻る。

すすきのでジンギスカンを食べようと思ったのだが、3連休初日の夜ということもあってお目当てのお店に長蛇の列が出来ていたので、一旦ホテルへ戻り、夜遅くなってから再度訪問することにする。
23時前に再びすすきのへ出て、「だるま」でジンギスカンを食べる。生マトン肉が食べられることで有名な老舗で、この時間でも30分ほど待った。そうして食べたジンギスカンは、臭みが全くなくて美味しく、結局3人前も食べてしまった。更に、最後に、お肉とタレをご飯にかけて、そこにお茶を注いで作るお茶漬けも食べた。タレとお茶がうまいぐあいのバランスで良いダシになり、期待以上に美味しいお茶漬けになった。



にんにくと唐辛子をお好みで加える。



お腹いっぱいでも、お茶漬けにするとスルッと入っていく。
0時半前にホテルへ戻り、就寝。体中からジンギスカンの臭いがする。
