6時起床。
朝顔の水やりを、普段より入念にする。
朝食は蜂蜜入りヨーグルト。
7時半過ぎに家を出る。今日から家族で1泊2日の茨城旅行へ行く。当初は昨日から今日にかけての予定だったが、叔父の葬儀があった関係で1日後ろ倒しにした。急遽に関わらず日程変更を了承してくださった宿泊先の方々に感謝である。
前半は妻が運転してくれる。「首都高を運転するのはこれが初めて」という一言が不安だったが、安全運転だった。

首都高はそこそこ渋滞していたが、普段はなかなか見られない景色をゆっくり楽しむことが出来た。

常磐道の守谷SAで運転を交代し、最初の目的地である北茨城を目指す。
北茨城ICで常磐道を下り、花園山を上って北茨城市の観光名所である花園渓谷の近くにある「増渕魚園」へ。ニジマスを中心とした釣り堀兼食堂(民宿も?)である。

涼しいとまではいえないが、都会に比べると格段に過ごしやすい気温である。それに何より、空気が美味しい。何度も深呼吸する。

ニジマス釣りをする。娘がまずはお手本を見せて欲しいと言うので、最初の1匹は私が釣り上げる。

ここからは娘の挑戦を見守る。

最初はタイミングがつかめずに手こずっていたが、ほどなくして1匹目が釣れた。

一度釣れるとコツを掴んだようで、次々と釣り上げていく。

最終的な釣果は妻と私が1匹ずつ、娘が5匹。

釣ったばかりのニジマスを調理してもらう。炭火焼きだけでなく、お刺身にもしてもらえる。今回ここへ来ようと決めた最大の理由がこのお刺身である。ニジマスのお刺身を出してくれる釣り場やお店はそれなりにあるが、釣りたてを捌いてくれるところはかなり珍しい。相当に水が綺麗な環境だからこそ出来ることである。

ニジマスは5匹を塩焼き、2匹をお刺身にして頂く。定食セットをお願いすると、副菜も盛り沢山である。

いざ、お目当てのお刺身。捌きたてなので身が柔らかく、風味も強い。これは期待以上の美味しさである。娘も食い付きもすごい。

塩焼きも抜群だった。身がふっくらしていてホクホクである。お刺身にできるようなニジマスを焼くとこんなに美味しいのかと、感動すら覚える。

副菜も豪華である。わらびやふきの煮物、生姜こんにゃくなどが美味しい。

野菜の天ぷら。サツマイモがとても甘かった。

お味噌汁も具沢山。ニジマスだけでなく美味しい野菜もたくさん食べられ、大満足である。ここへはまた必ず来たい。

食事を終え、花園渓谷へ足を延ばす。

マイナスイオンたっぷりで涼しい。

娘は何度も水に手を付けて遊んでいる。都会に住んでいると、これだけ綺麗な川の水に触れる機会は貴重である。

水辺に腰を下ろすと一段と涼しい。水と一緒に爽やかな風が流れてくる。

私も川の中に手を入れる。冷たくて気持ち良い。そのまま飲みたいところだが、一応やめておく。

娘はどんどん川の中へ入って行っている。溺れるような深さはないが、流れが結構早いので、念のため私は川下へ移動する。

山を下りて磯原の市街地を通り、磯原海岸沿いにある「北茨城市歴史民俗資料館・野口雨情記念館」へ立ち寄る。2年ほど前、1人で磯原観光へ来た際にも訪れた場所である。

野口雨情とシャボン玉を吹く子どもたちの像。近くに寄ると童謡「シャボン玉」が流れ、本物のシャボン玉が吹き出される。

娘が喜ぶだろうとは思っていたが、予想以上に楽しんでおり、なかなか館内に入れなかった。暑い。

館内を見て回る。現在、北茨城市制70周年を記念して入館料が無料になっている。ありがたし。

娘は石炭を初めて見た。存在そのものは知っていたようだが、思っていた形状とは全く違ったようである。

前回来た時もそうだったが、妻と私は風船爆弾に目を奪われる。

日本でこれが一生懸命作られていた時、アメリカでは原子爆弾が作られていたのか…。

それももう80年前の話である。昨今の日本の状況を見ていると、「戦後」の賞味期限が切れつつあるのではないかと不安でならない。今こそ、真っ当な研究に基づく歴史としっかり向き合うことが大切だと思う。

2階の会議室から磯原海岸と太平洋を眺める。

この時期、涼しい場所から海を感じられるのはありがたい。

お土産にガラス細工などを買ってから退館し、もう一度「シャボン玉」を聴きに(出しに)行く。

娘が大喜びでシャボン玉を追いかけ回している。

踊っているようにも見える。

ここまで足を延ばして良かった。お世話になりました。

常磐道に乗り、笠間まで戻る。笠間は一時期妻が住んでいた街で、私も妻と付き合った当初から結婚後しばらくは定期的に通っていたので、今でも思い入れがある。
まずは、ご当地スーパー「カスミ」(KASUMI)へ。

車を下りた瞬間、あまりの暑さにたじろぐ。今日の笠間市の最高気温は38℃。最近は35℃くらいは珍しくないとはいえ、さすがにこの暑さは異常である。

妻のお目当ては地酒。住んでいた頃に定期的に飲んでいた地元の酒蔵の日本酒やクラフトビールなどを購入していた。

続いては、笠間駅前にある洋菓子店「グリュイエール」へ。

笠間に来たらここは外せない。

お目当ては名物・笠間地栗のモンブラン。売り切れていなくて良かった。

栗は笠間の名産品のひとつである。

焼菓子も充実している。妻がお土産用に色々と購入していた。

買い出しを終え、今日の宿泊先「割烹旅館 城山」へ。

今回が3度目の宿泊である。やはり、笠間へ来たらここに泊まりたい。

ロビーで湧き水を飲ませて頂く。なめらかでとても美味しい。ご主人が毎朝山へ汲みに行っているもので、この宿の名物のひとつになっている。

過去2回は娘がまだ小さかったので離れの部屋に泊まったが、今回は初めて2階の広い部屋(富士)にしてみた。

妻と娘が大浴場へ行っている間、私は畳でうたた寝。暑い中を動き回ったので、良い意味で身体がしっかり疲れている。

妻と娘が戻ってから、大浴場へ。ここの大浴場は温泉ではないが、湯船に薔薇を浮かべた薔薇風呂が名物になっている。地元の花卉農家さんで栽培されているものだそうだ。お湯は熱めだったが不思議とのぼせることはなく、湯上りは一気に身体が軽くなった。

18時半から夕食。ここは夕食も朝食も個室が用意される。

そして、私たちが毎回ここに泊まる一番の理由がこの食事である。

娘はオレンジジュース、妻は自家製梅酒、私はジンジャエールで乾杯。冷たい飲み物が一段と美味しい。

料理は最初かららしさ全開である。湯葉やしらす、小鮎が特に美味しい。

トウモロコシの冷製茶碗蒸し。夏に来るのは初めてなので、夏仕様の創意工夫が新鮮でわくわくする。

お刺身は甘海老とサーモン。娘が仲居さんに今日のお昼はニジマスのお刺身を食べたんだよと報告している。娘にとっては理想的なお刺身の組み合わせである。

スズキと蕪と冬瓜の煮物。妻がこの味付けはどうやっても真似できないと感嘆している。

豚肉となすの味噌焼き。味噌となすの相性が抜群である。このお味噌でご飯を食べたい。

娘のメインは常陸牛のハンバーグ。私も一口食べさせてもらったが、肉肉しくて驚くほど美味しかった。子ども用メニューでこれを食べさせてもらえるのは本当に贅沢である。

穴子と胡瓜の酢の物。この年になると、ここで酢の物が出てくることにありがたみを感じる。

〆はハマグリ素麺。ご飯と汁物だと思い込んでいたので、これには驚いた。夏らしいし、ハマグリの出汁がよく出ていて美味しいが、それなら白ご飯とハマグリのお吸い物だったほうが…。

デザートは梅ゼリーと夏のフルーツの盛り合わせ。梅の甘露煮がそのままゼリーになっていて、とても美味しい。今回の料理も素晴らしかった。

部屋へ戻り、しばらく布団でゴロゴロ。
二次会は「グリュイエール」のケーキ。妻と私はモンブランを食べる。相変わらずの美味しさである。娘はチョコレートケーキだが、お腹がいっぱいとのことで明朝に取っておくことにした。

しばらくテレビを見てから、21時半過ぎ、娘と同じタイミングで就寝。たくさん遊んだので全身が心地良い疲れに包まれている。
