6時半起床。

 朝顔の水やりをする。先日までの雨の影響で地面は湿ったままなので、控えめにしておく。

 朝食は蜂蜜入り豆乳ヨーグルト。

 娘を見送ってから1時間ほど休憩。今日は午前休を取っている。

 10時前、在宅勤務でリモート会議をしている妻に手だけ振って家を出る。

 横浜で用事を済ませる。

 その途中、京都に住んでいる叔母から親族LINEに連絡が入る。詳細は伏せるが、一昨日から入院していた母方の叔父が緊急手術をすることになったとのこと。当初は持病の状態や体力的にリスクが高いので手術は避けたいという話だったのだが、症状が進行して手術をしなければ1日2日しかもたないという状況になってしまったそうだ。

 午後も休暇を取り、京都へ向かうことにする。

 一旦帰宅して荷物を入れ替え、新幹線に乗る。こういう時、最寄り駅が新横浜というのはありがたい。

 車内で昼食。「金子半之助」の天丼弁当を食べる。まずくはないが、やはり作り置かれた天ぷらの味には限界がある。

 2時間で京都に到着。

 20分後の新幹線で到着する母と合流し、京都医療センターへ。叔母と従姉弟たち、もうひとりの叔父と一緒に喫茶店で手術が終わるのを待つ。

 私たちが着いてから約1時間半、開始から約3時間半で手術は終了。執刀医の先生方からの説明によると、手術は成功して外科的に出来ることは全て出来たが、あとは投薬の効果が出るかどうか、本人の体力がもつかどうか、ここ2、3日が山になるとのことだった。

 途中で弟も合流し、ICUで手術後の叔父に会うことも出来た。まだ当分は意識を戻すことは出来ないそうだが、とにもかくにもまずは命が助かって良かった。

 18時半前に病院を後にする。

 そのまま京都駅へ向かう母と弟の別れ、私は三条へ。駅直結のビルに入っているお好み焼き屋を目指す。もう20年近く前だが、祖母に連れて来てもらって美味しかったお店がまだあるかもしれない。

 お店はあった。ただ営業時間が19時までとのこと。残念。

 せっかくなので京都の街を散策しよう。

 とりあえず三条大橋を渡る。

 先日読んだ『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦)の舞台のひとつだった先斗町を歩いてみる。

 物語が蘇ってくる。

 偽電気ブランを飲ませてくれそうなバーが集まっている。

 お好み焼き屋さんに入ろうと思ったが、どこも満席だった。金曜日の夜だからということもあるが、いかんせん外国人観光客が多い。さすが京都。

 三条名店街へ足を延ばす。

 引き続きお好み焼き屋を探したが、本格的なお店は既に閉店していた。

 ラストオーダー間際の蕎麦屋「田毎」に駆け込む。

 辛口ジンジャエールで喉を潤す。

 京都でお蕎麦屋さんへ来たら、にしんそば一択である。

 出汁が抜群に美味しい。お蕎麦はもちろん、自家製だというにしん棒の絶品だった。お目当てのお好み焼きは食べられなかったが、三条へ来て良かった。

 京都市役所前から地下鉄を乗り継いで京都へ。

 お土産を買ってから、20:30発ののぞみ196号に乗る。

 久しぶりにスジャータのアイスクリームを食べる。

 新横浜駅の売店でも買えるが、このカチカチ感は車内販売でしか味わえない。

 新横浜に降り立った瞬間、一気に疲れが押し寄せてくる。

 正直なところ、行きの新幹線に乗る時には叔父の最期に立ち会う覚悟だった。もちろん無事を願う気持ちはあったが、死に際に立ち会うことから逃げるまいという気持ちのほうが強かった。だから、手術が無事に成功したと聞いた時は心底ほっとした。

 一方で、手術が成功して良かった、命が助かって良かったと言いながら、安易に「良かった」という言葉を発する自分への違和感もある。叔父は今日の手術で左腕を失った。手術の目的が左腕の切断だったので当然だし、それによって命がつながったのだから「良かった」のだと思う。ただ、それを本人でもない私が言ってもいいものなのか。それは意識を取り戻した叔父だけが言えることなのではないか。

 叔父は前向きな性格なので、意識を取り戻したら「助かった~!良かった!」と言いそうな気もするし、そうなることを願っている。

 22時半過ぎに帰宅。

 急いで入浴と洗濯を済ませる。

 歯磨きをしながら危うく寝落ちするところだった。

 1時過ぎに就寝。