前編からの続き。

 

 昼食は「水たき料亭 博多華味鳥」へ。

 前編で「龍が如く5」の聖地巡礼を終えたばかりだが、このお店もゲームの中に実名で出てきており、桐生が中島社長に水炊きをご馳走になるシーンが印象に残っている。

 ベーシックな「味コース」を頂く。

 華味鳥生ハムと親鳥炭火焼き。生ハムがとろっとしていて美味しい。

 メインはもちろん水炊き。

 まずはスープを飲む。鶏の旨みが濃縮されている。

 具はお肉から順番に食べていく。最初はぶつ切り。ジューシーなお肉である。

 基本的に調理はお店の方がやってくださる。

 ミンチ、切り身、肝を入れていく。

 コラーゲンが追加される。

 5分ほど火を通し、もう一度スープを飲む。脂が出て食感がまったりとしている。

 ねぎや塩、柚子胡椒などで味を調整しながら食べる。

 水炊きなんて結局鶏肉鍋なんだからそんなに変わらないでしょと思っていたのだが、そんなことはなかった。明らかに美味しい。

 お肉を食べ終えてから野菜を入れる。

 鶏の出汁が染み込んでいく。もう一度スープを飲んだが、また複雑な味になった。若干甘みが追加されたような気がする。

 〆は雑炊。さすが中島社長おすすめのお店、大満足の昼食である。

 バスに乗り、福岡城方面へ移動する。ここまでも十分充実しているが、ここからが今回の旅のメインイベントである。

 「珈琲美美」へ伺う。吉祥寺の名店「もか」で修業をした故・森光宗男氏が開いたお店で、ネルドリップを極めた伝説の珈琲店のひとつである。

 現在は宗男氏の妻の充子さんが引き継いでいる。

 満席で20分ほど待ち、カウンター席へ案内される。充子さんがネルドリップで1杯1杯丁寧に淹れていく様子を眺めているだけで楽しい。また、それぞれ豆を挽く前にハンドピックをされていたのも印象的だった。

 最も定番だという中味ブレンド(エチオピア産ハラールモカベース)を頂く。深いコクと甘みにほのかな酸味、そしてすっきりとした後味。期待以上の美味しさである。雑味が一切感じられないのもすごい。

 追加でデミタス(エチオピア産ゴールデンハラール)も頂く。まさに珈琲エキス、本当に美味しいところだけを集めた濃厚な味わいである。福岡まで来て良かった。

 帰りに焙煎機を見せて頂く。今でも焙煎を担当するのは充子さんだけというこだわりがあるそうだ。豆も買って自分でも淹れてみたい。

 再びバスに乗って中州へ戻る。往路でも感じたが、中州や天神周辺の道は渋滞が酷い。道も広く整備されているのだがそれ以上に多くの車が集まっており、帰りは3キロ弱を移動するのに30分以上掛かった。徒歩と同じくらいの所要時間である。これが日常なのだとしたらなかなか厳しい。

 「ふくや」の中州本店でお土産を購入。

 中州本店限定商品があり、通常の明太子と食べ比べさせて頂いたところ明らかに味が違うので(どちらのほうが美味しいというよりも、食感や味の伝わり方が別物)、限定品を選んだ。

 飛行機の時間まで若干余裕があるので、うどん屋「ウエスト」へ寄る。ここも「龍が如く5」で登場していたお店である。

 ごぼう天うどんを頂く。

 優しい出汁に柔らかいうどん。理想形である。横浜に出店して頂けないだろうか。

 地下鉄で福岡空港へ戻り、16:35発のJAL322便で帰京する。

 19時過ぎに帰宅。

 夕食はお刺身を中心に。

 さっそくお土産の明太子を開ける。

 妻はこれで日本酒を飲んでいる。私も一口舐めさせてもらったが、確かに明太子とよく合う。

 私はご飯にのせて食べる。うまい。

 入浴と洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 23時過ぎに就寝。