7時起床。
朝食は無調整豆乳とトマトジュース、蜂蜜入り豆乳ヨーグルト。
8時に家族3人で家を出て、車で西川口の実家へ。弟一家も合流し、子どもたちはわいわい遊んでいる。
母と弟と私は、父の相続手続きを進める。遺産分割協議書と各銀行への手続き書類(5行分)に記入・押印し、法定相続情報一覧図や印鑑証明書などの書類をまとめる。とりあえず、これで書類を出せば銀行関係の手続き(現金の移動)は一段落だろう。遺産分割協議書や法定相続情報一覧図の作成は私が一手に引き受けたので大変だったが、私の役割はここまでである。残る実家の相続登記や相続税の申告は弟の知り合いの専門家さんにお任せすることになったので、必要書類は全て弟に渡し、私の手を離れた。荷物も心も軽くなった。
昼食は、近所のイタリアンからピザとパスタをテイクアウトしてくる。ちょうどテーブルの入れ替え中(古いテーブルを処分し、新しいものが明日届くらしい)とのことで、床置きで食べることになったが、それはそれでピクニックのようで楽しかった。

ちなみに、先の諸々の書類も床やおもちゃ箱の上で書いた。母よ、なんで今日のタイミングでテーブルを処分するのよ。

14時前においとまし、先日父とサン、ふゆを納骨した本覚寺へお墓参りに伺う。妻と娘は納骨に参列できなかったので、初訪問である。

新横浜へ戻り、北新横浜駅近くのスーパー「エスポット」で買い物をしてから帰宅する。妻が前から一度行ってみたいと言っていた大型スーパーで、想像以上に大きかったが、空間の割に通路が狭かったり人が多かったりして、何とも微妙な感じだった。結局、新吉田のイオンが最強である。
夕食はガパオライス。レモン汁をたくさん振って食べる。本格的なアジアン感があってとても美味しい。

入浴と洗濯を済ませ、寝室へ向かう娘を見送る。
金曜日に国会前で行われた「せんそうさせない緊急アクション 5.29 国会正門前デモ」の配信を観ていて、本田由紀さん(東京大学大学院教育学研究科教授)のスピーチに心が震えた(下記動画では「1:16:05」頃から)。
あまりに素晴らしかったのでもう一度しっかり噛みしめるべく、文字起こしをしてみた。
本田由紀と申します。日本や他国の教育や仕事や家族について、様々なデータを取って調査研究する仕事をしています。
データを取って、いわば社会の作動を点検する、チェックするような仕事をしているわけですけれども、その際には拠り所が必要です。そこで拠り所になってくるのが、もう今日のスピーチで何回も出てきましたけれども、とても当たり前のこと、当たり前の原則。つまり、私たちが目指す社会であるところの「すべての人々の生命、生活、尊厳が守られている社会」なのかどうか。そういう観点から、今の現状をチェックするような仕事をしているわけです。
この「生命、生活、尊厳が守られる社会」という原則を捨ててしまえば、そこにあるのは存在を否定され、死ねと言われる地獄のような社会です。その最たるものは戦争です。命も生活も尊厳も踏み潰す破壊、今ガザなどで起きているのがまさにそれです。
そして、この「生命、生活、尊厳を守る」という原則を遂行するためには、いくつかの条件が必要です。第一に、人に加害や差別をしないという意味での「実質的な公正さ」。第二に、ルールを遵守するという意味での「手続き的な公正さ」。第三に、「合理的・機能的な社会システム運営」。この3つが不可欠です。そして、こうした事柄は、ほぼすべて日本国憲法に書いてあります。ただし、こうした原則は未だに実現されてはおらず、実現に向かって我々全てがにじり寄っていかなければならないような、そういう状況にあります。ここまでは当たり前の話です。
続いて、まったく当たり前ではない事態の話をしたいと思います。
「人々の生命、生活、尊厳を守る」という原則を目指すどころか、それとは真逆のような振る舞いをし続けているのが自民党であり、その醜悪な部分を煮詰めたような首相が安倍晋三であり、現在の高市早苗です。
まず第一に「実質的な公正さ」に関しては、対外的には自民党を日本支配の操り人形として利用し続けてきたアメリカに媚びへつらい、腕を絡め、しなだれかかり、国内的には極めて偏った性役割観や家族観に固執するカルトや極右に媚び、その裏返しとして近隣のアジア諸国に対しては極めて尊大で無礼な振る舞いをし、また国内では選択的夫婦別姓も同性婚も女性天皇も認めず、自分らしく生きたいと願う人々を踏みつけにし続けているのが自民党であり、高市早苗です。こうしたことが長く続いている結果、吐き気がするほど著しいジェンダーギャップがこの国では続いています。
第二の「手続き的な公正さ」に関しては、突然の衆院解散、違法動画の大量配布、違法な献金を受け取るといったような不当で邪悪な行為で自らの地位を守ることに汲々とし、権力を手にしている間に大急ぎで人々の弾圧や戦争を可能にするめちゃくちゃな法案や、普遍の原則たるべき憲法そのものを変更してしまおうとしています。それらは自民党にぞろぞろぶら下がっている維新や参政党も同じです。
そして「合理的・機能的なシステム運営」という点については、直近では全く不要な失言により中国からの資源を途絶えさせ、さらにトランプに媚びてイランとまともに交渉もせず、生活に不可欠な原油もナフサも枯渇させ、しかも「枯渇ではない目詰まりだ」と言い募って外交的な努力をろくにしていません。
原発や断層が散りばめられているこの国土、食料自給率もものすごく低い、人口も減って高齢化している中で、戦争する余力などこの国にあるわけがない。それなのに、一つにはアメリカからの要求に応じるため、他方では国政運営の不備や人々の不満を架空の有事、外からの脅威へと逸らすために、戦争する国への改造だけを熱心にひたすら進めています。国家情報局とか、国旗損壊罪とか、緊急事態条項とか、いずれも剥き出しの弾圧や統制につながるものです。愚かな自分たちへの怒りを抑えつけるためだけの施策を、自民党は進めようとしているのです。
そもそも高市が首相になるずっと前から、この国はどんどん子供が減り、経済も科学技術もダダ下がり、そうした状況が長期的に続いてきました。人々の生活は苦しくなるばかりなのに、是正をするどころか、生活保護は最高裁で違法判決が下るほどの不当な給付額の削減を行い、もっともっとと税や社会保障を増やして、人々の間に分断や憎悪を煽ってきました。人口や労働力が減る日本を外から来て支えてくれる人たちにも、文字通り命を奪うような入管行政や、経営ビザの要件を急激に上げるなど、虐待・いじめとも言えるような対応をしています。
こうしたすべてについて言いたいのは、「一体お前たちは何がしたい」。何もかも上手く回らない。国の成り立ちを根底から破壊するようなことばかりしているのが、自民であり高市であり、そこにぶら下がる維新や参政党であり、今その中心にいるのが高市早苗ということです。
命も生活も尊厳も守れない、守ろうとしない。なんでそんな者たちをのさばらせておく必要があるのか。主権者たる私たちは言う権利があります。「そこをどけ」と。数多の人々に弊害をもたらすようなことをやり続けるお前たちには、そこにいる資格などない。ましてやその汚い手で憲法をいじることなど許さない。「そこをどけ」と、私たちはあらん限りの大きな声でこれから言い続け、そして行動を取っていきます。皆さん、ぜひその行動に参加してください。
本田先生はかれこれもう20年前、私が大学生の頃から東大にいらっしゃり、私がちょくちょくもぐりに行っていたゼミでもお見かけした。当時は今の私と同じくらいの年齢(40歳前後)だったと思うが、理路整然としているだけでなく言葉に迫力があり、それでいて私のような学生でもわかりやすい話をされる方だった印象がある。今回の動画で久しぶりにお話される姿を拝見したが、言葉の迫力は更に増しており、胸に響いた。
今この時代に国立大学の教授がこのような場に立つことにどれだけの覚悟が必要なのか、私には想像もできない。先生の社会学者としての矜持に敬意を表すると共に、エンパワーメントしてくださったことに心からの感謝を申し上げます。
大学時代の私は、いずれ誕生するであろう我が国最初の女性首相はこういう人なんだろうと期待・想像していたのだが…。
日付が変わる頃に就寝。
