6時起床。朝一で、ISO14001の内部監査に関する会議。正直、この監査にどれほどの意義があるのかはよくわからないが、仕事として与えられたからにはきちんとその役目をこなそうと思う。そうすることで見えてくるものがあるかもしれない。

  今日は午後から平塚でセミナーを開催するため、11時前にオフィスを出る。横浜駅の東海道線のホームに上がる階段で「UNITED ARROWS green label relaxing」の広告を見つけ、思わず足が止まる。別にアローズが大好きなわけではない。その広告の吉高由里子さんがあまりに可愛かったのだ。広告においてはキャッチコピーの良し悪しも重要だが、私のような単純な人間にとっては、結局のところ「何を」よりも「誰が」言っているのかのほうが影響が大きい。事実、恥ずかしい話だが、今改めて下記の写真を見るまで、「恋するレーベル」というコピーの存在にすら気付いていなかった。

  昼前に平塚に到着し、和食料理屋「松鱗亭」で昼食。このお店では、地元産の小麦(ニシノカオリ)で作った「湘南ひらつかカオリ麺」を使った料理を食べることが出来る。この麺は、地産地消の取り組みのひとつとして平塚市料理飲食業組合連合会が企画して製造し、現在は市内の飲食店約30店で食べることが出来る。お店によって調理方法は様々で、主にラーメンやうどん、焼きそばなどとして提供されているようだ。そして、この松鱗亭では、これまた地元産の生しらすとコラボレーションした「生しらす釜揚げカオリ麺」というメニューを提供している(他にもカオリ麺を使ったメニューはある)。生しらすの水揚げがあった日のランチでしか食べることが出来ない、貴重なメニューである。特製の出汁醤油をかけて食べるカオリ麺は味もさっぱりしていてのどごしもよく、生しらすとの相性も良い。そして何より、良い香りがする。おそらく、それはこのお店独自の工夫だろう。また、歴史ある和食店だけあって、小鉢料理も手が込んでいて美味しかった。

  午後からは、先輩と2人でセミナー運営。3回シリーズの第2回目で、新規事業の考え方についての講演及び実際のワークが行われた。私は今回担当される講師の方の講演を聞くのは初めてだったのだが、予想以上にわかりやすくて驚いた。前回より少し参加者の数が少なかったのが残念だが、参加者の満足度は高かったようだ。

  18時前に一旦帰社し、30分程ですぐに退社する。帰りの電車の中で、今日のプロ野球ドラフト会議の結果を知る。何と言っても衝撃だったのは、巨人の単独指名が確実視されていた菅野智之投手(東海大)を日本ハムも1位指名し、抽選の結果交渉権を獲得したことである。これについては、私の中ではいくつかの見方がある。

 まず、プロ野球ファンとしての視点では、一昨年の長野、昨年の澤村から続く巨人の一本釣り戦略に待ったをかけたという点で大いに評価できる。事前にマスコミ等を使って、「〇〇選手はうちを志望しているし、うちも彼を1位指名する」というように”相思相愛っぷり”を大々的に発表することで他チームに指名をしづらくさせるという手法は、現在のドラフト制度の趣旨からは外れるものであり、汚い手だった。今回、入団拒否されるリスクを負いながらも敢えて空気を読まずに指名したことで、日本ハムはそうした汚い手法には踊らされないという明確な姿勢を示したといえる。これは非常に勇気のある行動であるし、大いに評価されて然るべきだと思う。

  続いて、日本ハムファンとしての視点としては、一概には喜べない。先にも述べたように、外部環境に踊らされることなく本当に一番欲しい選手を指名したことについては、本当に素晴らしいと思う。ただ、やはり入団拒否のリスクがすこぶる高いことを考えると、貴重な1位指名の機会で随分なギャンブルに出たなという感は否めない。しかしまあ、そういうチャレンジ精神は嫌いではないのだが。勝負事は、ハイリスク・ハイリターンのほうが面白い。

  最後に、野球という枠を超えて考えてみると、菅野投手には後々後悔しないように自分の心に従った判断をして欲しいと思う。日本ハムファンであり、かつ巨人が大嫌いな私としては、当然ながら日本ハムに入団して欲しい。また、入団拒否は印象が悪いため、そうなると巨人ファン以外からの風当たりは間違いなく強くなるだろう。しかし、一度しかない人生なのだから、自分が本当に望む道を選べばいいと思う。巨人への想いが強いのであれば、浪人もしくは社会人野球という進路を選んだほうがいい。何はともあれ、後々後悔しないようじっくり考えて、自分が一番幸せだと思う道を選んで欲しい。