4時15分起床。妻と娘を起こさないように急いで目覚ましを止める。
身支度を整え、5時前に家を出る。今日は娘は民間学童の遠足、妻は会社の軽音部活動でそれぞれお出掛けなので、私も一足早くお出掛けさせてもらう。
プリンスホテルから始発の羽田空港行きバスに乗る。こんな時間から乗る人なんてわずかだろうと思っていたら、なんと満席だった。

空港のサクララウンジもほぼ満席。ただ、これは現在2ヵ所の内の1ヵ所が改修工事で使えないからであって、通常運用であれば半分くらいの混雑なのだろう。

羽田7:05発のJAL305便に乗り、福岡へ。勝手なイメージで札幌(新千歳)より近いと思っていたのだが、遠かった(札幌は1時間30分、福岡は1時間50分)。

福岡空港は市街地から近いし、地下鉄が走っているので便利である。

空港から10分ほどで中洲川端駅に到着。

人生初の中州に降り立つ。「龍が如く5」の舞台のひとつ、桐生一馬が鈴木太一として暮らした「永洲街」のモデルとなった街である。午前中はその聖地巡礼をする。

ゲームの世界で逢瀬橋として何度も渡り、いくつかのサブストーリーの舞台にもなった橋。

実際の名前は「福博であい橋」らしい。逢瀬橋のほうがいいじゃん。

橋からの眺めはこれぞ中州という景色である。

川の名前は那珂川。この川が中州を挟んで分岐し、もう一方の支流(?)は博多川となるが、すぐにまた合流して海に注ぐ。

本当に中州の部分だけが大きな島のようになっている。

ゲームの世界ではこの先(中州の外)には進めなかったが、正面に見える建物は描かれており、ずっと何なのか気になっていた。

旧福岡県公会堂貴賓館。明治時代に建てられたルネサンス様式の建物で、現在は資料館やカフェとして利用されている。なるほど、この手の施設をやくざゲームに登場させるのは難しかったのか。

夜になると屋台街となる中州の川沿いを歩こう…

と思ったが、リニューアル工事中で入れず…。

1本内側の道を歩く。この道はゲームで何度も歩いたし、タクシーでも運転した。

この場所に看板を出す広告効果は抜群だろう。

ゲームに登場していた「はんごう雑炊 山」を見つけた。何度も雑炊で体力を回復させてもらったのをよく覚えている。

この景色は記憶に新しい。ゲームの世界では一時停止が連続する上に横断歩道に飛び出してくる歩行者が多く、タクシーの運転で細心の注意を払わなければならなかった場所である。

実際に数多くのタクシーが通っていく。ただ、一時停止はあまり守られていない。大きな減点ですよ。

このコンビニ(ゲームの世界ではMストア)から何度も「あさがお」に仕送りをした。

中州の中央部に入っていく。夜の街なので朝の9時台にはほとんど人がいない。

永洲街で桐生のお世話をしてくれていたまゆみ(片瀬那奈さん)が働いていたキャバクラ「オリビエ」の建物に似ている。

しかし、この後すぐに気付いたのだが、中州にはこのデザインのビルがたくさんある。そもそもビルの名前も同じものが多く、巨大勢力の存在がうかがえる。

造りもかなり凝っており、お金の掛け方にバブルを感じる。

同じ系列のビルが並んでいる。第何まであるのだろう。

「ふくや」の中州本店。ゲームの世界でも明太子が買えたが、用途は何だったっけ(体力回復?)。

博多川沿いに出る。

ワークス上山(武器屋)があった駐車場だ。

桐生(鈴木)の勤務先・永洲タクシーの営業所はこのあたりにあったはずである。何となくこの建物に同じ雰囲気を感じる。

随分と賑やかなビルを見つけた。

一棟丸々飲み屋さんである。中州にはこんな巨大歓楽ビルがたくさん建っている。中央の上部まで吹き抜けにするという贅沢な空間の使い方もカッコいい。

建物の雰囲気と飾り付けのミスマッチ具合が何ともいえない。

キャストさんの誕生日イベントが開催されているようである。

ここも見覚えがある。ゲームの世界では確か「明太小路」だったと思う。

これぞ歓楽街の朝という懐かしい匂いがする。西川口の駅前もかつてはこんな匂いだった。

窓が一切ない…のか?

バッカス館。龍が如くファンでこの名前にピンと来ない人はいないだろう。

おそらくここが「オリビエ」のモデルとなった建物である。

桐生とまゆみが知り合い(というか半ば一緒に暮らしている)ということを知らない永洲タクシーの中島社長に連れられて、桐生も一度オリビエに飲みに来たことがある。

「オリビエ」は最上階に入っていた。まゆみはここのNo.1で、父親である山笠組組長・斑目忠からの密命によって桐生の身の回りのお世話をしながら監視役を務めていたが、本気で桐生のことを愛してしまう。まゆみが監視役だったと知った桐生が、それでも班目に対して「理由はどうあれ、弱りきっていた俺の傍にこんな良い女を置いてくれたこと、感謝している」と言って去るシーンは、3人それぞれの想いが交錯する味わい深いシーンだった。

「博多荘」を発見。名前からして架空のお店だと思っていた。失礼いたしました。

安定の「すしざんまい」。角地の感じや建物のデザインもかなり正確に再現されているということがよくわかる。

桐生の住んでいたアパートがあるのはこのあたりのはずだが、見つけられなかった。

本当に同じデザインのビルが多い。こちらも名前こそ違うが、入口の造りは完全に同じである。

表階段から2階に上がれる造りは歓楽街のビルによくある仕様ではある。

その天井から何を吊るすかに個性が見える。よくあるのはシャンデリア系だが、これはまた珍しい。

歓楽街に必須のお店と言えば、花屋、酒屋、氷屋、煙草屋、青果(フルーツ)店といったあたりだろうか。

細かな路地までくまなく歩く。中島社長が飲み歩いていそうなお店がたくさんあって楽しい。

ドン・キホーテは思っていた外観と全く違う。移転したのかもしれない。

時刻は11時前。これにして「龍が如く5」、永洲街の聖地巡礼は終了。実際に現地を巡っていると、もう一度ゲームをプレイしたくなってくる。
後編(伝説の珈琲を求めて)に続く。ここまで長々と書いてきたが、実は今回の主目的は後編である。
